大雨警報の発令で避難指示が!!!
今日の夜は、大島町の土砂災害への対策とかの説明会がある予定だったんだけど、大雨警報が発令されたため、明日に延期になったでし〜〜!!!!
いや〜〜、日中は観光客の案内をしてまわっていて、「なんか今日はよく降ってるなー」とは思っていたんだけど、突然、警報は出るわ説明会は延期になるわで・・・びっくりしたでし〜〜〜!!!
そんなわけで、この説明会の報告はまた後日になるけど、今日は島の北部地区で26軒に「避難指示」が出て、その他にも200軒近くに「避難勧告」が出されて、けっこう大ごとになってきたでし!!!
避難指示っていうのは、もう避難しろっていう命令だから、これはけっこうな事態だよね。
昨年の災害以来、「避難勧告」くらいは何度か出ていたけど、「避難指示」まで出たのは珍しい気がする。
昨年の災害以来、「避難勧告」くらいは何度か出ていたけど、「避難指示」まで出たのは珍しい気がする。
指示や勧告が出ている地域では、避難所が開設され、今晩は数十人の方々が、体育館のようなスペースに集まって、眠れぬ夜を過ごしている。
今回の避難指示は北部地区だけが対象だけど、それというのも北部地区(特に泉津地区)は、割りと少ない雨量でも山から泥水が流れてきてけっこう危険な状況なんだよね。
あまり知られていないけど、昨年の台風26号では、 この泉津地区も被災して大きな被害を受けているんだ。
昨年の土砂災害で大打撃を受けた元町地区では、人が住んでいる場所がわりと崖から離れていることもあって、24時間雨量で400ミリとか降らない限りは、土砂災害の危険も低いと考えられている。
(※ただし元町でも、崖下の斜面とかちょっとの雨で危険な地区もちょこちょこある。)
一方の泉津地区では、昨年の災害以来、地面の水はけが悪くなっているし、地盤も不安定になっている。
しかも、崖からすぐの場所に人が住んでいるので、現状では、元町地区よりも危険度は高いと考えられているんだ。
状況のひどい場所では、とにかくちょっとの雨でも、泥水が流れてきたり、鉄砲水が発生したり、ひどい時には崖が崩れてくるので、住民の人たちは、強い雨が降るたびにかなり不安になるのだ。
今日の説明会を取材に来ていた朝日新聞の記者が、説明会が延期になったので、夕方からうちの家に話を聞きに来ていたんだけど、避難指示が出たので、そちらの取材に出かけていったでしー!!
☆
それにしても・・・これを書いている今の時間(夜)も、外ではかなり強い雨がずっと降り続けているし、仮設住宅の駐車場もすごい水たまりになっていたから、何だか本当に心配である。
くまっしぃの住んでいる仮設住宅は、平地なのでまぁ地面が水浸しになったとしてもだいじょうぶだろうが、さすがにこれだけ降ると、崖崩れなんかは島中のあちこちで起きてきそうなので・・・。
昼間のうちには、まさかこんなにたくさん降るとは思ってなかったのだが・・・。
体感的には、昨年の災害以来、一番多く降っているような気もする。
いやいや・・・それにしても、昨日のチリ地震の津波といい・・・ちょっと緊迫感が続いた1日でし〜〜。
くまっしぃの住んでいる仮設住宅は、平地なのでまぁ地面が水浸しになったとしてもだいじょうぶだろうが、さすがにこれだけ降ると、崖崩れなんかは島中のあちこちで起きてきそうなので・・・。
昼間のうちには、まさかこんなにたくさん降るとは思ってなかったのだが・・・。
体感的には、昨年の災害以来、一番多く降っているような気もする。
いやいや・・・それにしても、昨日のチリ地震の津波といい・・・ちょっと緊迫感が続いた1日でし〜〜。
津波の影響はこちらはまったくなくて、特に島民も心配したり慌てる様子はなく、安心していた矢先に今度はこの大雨警報だったので・・・。
まぁ・・・あの災害以来、伊豆大島では、ちょっと強い雨が降ることがあると、すぐにこのように緊迫した感じになるんだけど・・・特に、被災地周辺に今でも住んでいる人たちは、すごくピリピリした状況になるんだ。
あれだけの体験をしたんだから、当然だよね。
被災した沢沿いの地域(元町2丁目・3丁目)には、今でも家を修理して住んでいる人たちがたくさん居るから、そういう人たちは、ちょっと雨が降っただけでも、被災の記憶がフラッシュバックしてきて、「また山が崩れてこないか??」「沢の水があふれないか??」と心配になるのだという。
過敏になっている部分もあるのかも知れないが、何しろ、今はどのくらいの雨の量で山が崩れてくるのだか・・・みんなには情報がなくて分からないので、被災経験を持つ住民は雨が降るたびおちおち寝ていられないのだ。
昨年の災害で大規模に崩れた斜面が、次にどのくらいの雨量で再び崩壊する危険性があるのか・・・??
同じだけの雨量(600〜800ミリ)なのか??それとも、100ミリ〜200ミリ程度の雨量でも危険なのか??
被災した沢沿いの地域(元町2丁目・3丁目)には、今でも家を修理して住んでいる人たちがたくさん居るから、そういう人たちは、ちょっと雨が降っただけでも、被災の記憶がフラッシュバックしてきて、「また山が崩れてこないか??」「沢の水があふれないか??」と心配になるのだという。
過敏になっている部分もあるのかも知れないが、何しろ、今はどのくらいの雨の量で山が崩れてくるのだか・・・みんなには情報がなくて分からないので、被災経験を持つ住民は雨が降るたびおちおち寝ていられないのだ。
昨年の災害で大規模に崩れた斜面が、次にどのくらいの雨量で再び崩壊する危険性があるのか・・・??
同じだけの雨量(600〜800ミリ)なのか??それとも、100ミリ〜200ミリ程度の雨量でも危険なのか??
・・・まだ住民には納得できる情報がないのである。
崩れ残った斜面が、少ない量の雨でも崩れ落ちてくる可能性だってある。
また、被災したのと同じ夜中の2〜3時頃になると、寝ていても目が覚めてしばらく眠れない・・・あるいは、あれからずっと睡眠薬がないと眠れない、なんて話をいっぱい耳にする。
時間がたって、確かにそういった後遺症みたいなものは、少しずつ薄れてきてはいるのも確かだけど、・・・雨が降ると、まだまだあの時の記憶や恐怖がフラッシュバックしてくるのだと思う。
そういう人たちに安心してもらうために、これからトータルで雨が何ミリ降りそうで、どこの地域は具体的にどのくらいの雨量になると危険だ・・・という客観的な情報を、もっとこまめに分かりやすく伝えていく必要があると思う。
また明日の説明会でも、今日の町役場の大雨への警戒態勢について、色々な意見が出るんじゃないかなぁ・・・。
まぁ・・・付け加えておけば、被災していない人たちに関しては、今でも雨が降ってもぜんぜん気にしない人が大勢居るので、その温度差もすごい落差なんだけどね。
崩れ残った斜面が、少ない量の雨でも崩れ落ちてくる可能性だってある。
また、被災したのと同じ夜中の2〜3時頃になると、寝ていても目が覚めてしばらく眠れない・・・あるいは、あれからずっと睡眠薬がないと眠れない、なんて話をいっぱい耳にする。
時間がたって、確かにそういった後遺症みたいなものは、少しずつ薄れてきてはいるのも確かだけど、・・・雨が降ると、まだまだあの時の記憶や恐怖がフラッシュバックしてくるのだと思う。
そういう人たちに安心してもらうために、これからトータルで雨が何ミリ降りそうで、どこの地域は具体的にどのくらいの雨量になると危険だ・・・という客観的な情報を、もっとこまめに分かりやすく伝えていく必要があると思う。
また明日の説明会でも、今日の町役場の大雨への警戒態勢について、色々な意見が出るんじゃないかなぁ・・・。
まぁ・・・付け加えておけば、被災していない人たちに関しては、今でも雨が降ってもぜんぜん気にしない人が大勢居るので、その温度差もすごい落差なんだけどね。
☆
行政の対応も少しずつ成長している
くまっしぃは、町役場も以前に比べると、大雨に対する警戒態勢がだいぶできてきたんじゃないか・・・と一定の評価をしている。
以前は、大したことのない雨でも避難指示を出して、大勢の住民を体育館に詰め込んでしまったり、逆に、けっこう激しい雨や雪の時に何のアナウンスも出さないで、住民から不安の声があがったりと・・・どうもあやふやに思える対応だった。
でも最近は、ちゃんと雨量を予測したり、危険な地域を絞り込んだりして警戒態勢をとっているし、アナウンスも前よりだいぶ出すようになってきたと思う。
町役場の皆さんも、少しずつ経験を積んで、色々な基準ができたり、体制ができてきているんじゃないのかな。
これから、もっともっとみんなから信頼されるしっかりした体制を作っていってもらうために、評価すべきところは評価していったら良いと思う。
よろしくお願いしますでし〜〜!!!!
0 件のコメント:
コメントを投稿