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2014年3月8日土曜日

首都大学東京『土砂災害の現地報告会』

明日、首都大学東京(昔の都立大学)の専門家の方が、今回の土砂災害についての調査報告会を開いてくれる。
首都大学東京 台風26号土砂災害の現地報告会

3月9日(日)13:00〜15:00
大島支庁2F会議室

調査報告1:
「表層崩壊の発生と素因としての地形・地質に関する調査報告」
鈴木 穀彦 都市環境学部・地理環境コース 教授

調査報告2:
「表層崩壊域の上部斜面の植生および土壌の調査報告」
渡邊 眞紀子 都市環境学部・地理環境コース 教授

質疑応答(30分)

入場:無料・申込不要
という内容&スケジュールになっている。

首都大学・・・ということで皇居の二重橋の写真を

くまっしぃも、詳しい内容と日時をつい最近知ったばかりで、ギリギリのお知らせになってしまったが、知らない人も多いのではないかと思い、勝手に告知させて頂いた。


おそらく、1つ目の発表内容としては、元町溶岩が今回の表層崩壊に大きく影響している・・・という話なのではないかと思う。

一方で、くまっしぃが企画している災害セミナーの先生は、「元町溶岩は、地形的には崩壊面積を大きくするという影響を与えたが、斜面崩壊の発生そのものについては影響を与えていない」という見解だ。
この両者の見解が相反するものなのか、それともどのようにかみ合ってくるのか・・・そこをじっくりと聞いてみたい。


2つ目のテーマも、「植生」の話をしてくれる専門家は初めてなので、植生が具体的にどのように斜面崩壊に影響するのか・・・どんな話が聞けるか期待している。

少なくとも、過去の狩野川台風や16世紀の「びゃく」については、森林伐採の影響が疑われる事例だし、今回の台風26号の斜面崩壊でも、杉の植林が原因なのではないかと疑う声は、島内外から挙げられている。

地表の植物のコンディションによって、斜面崩壊が発生する雨量が変わってくるのかどうか・・・ぜひ意見をうかがってみたい。
難しい話が多いかも知れないけど、島民のみなさんも、ご都合がつけばぜひ!!


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