※コミュニケーションとる余裕がないので、連絡やコメント頂いても原則お返事できません。

2014年4月17日木曜日

“復興会議メンバー くまっしぃ”へのインタビュー

まさかのくまっしぃテレビ出演・・・・がぅ!!


いつもは、基本的にテレビ取材は断りに断りまくっているんだけど、それでも何回かは、清水からブタが飛び降りる気持ちでうっかりと出演してしまったことがある。
先日も、いろいろないきさつがあって、東京MXテレビに出演して、生放送でインタビューを受けてしまった!!!

事前に、質問の項目を聞いていたので、何を答えるか考えてメモをまとめていたのだが、実際の放送では、時間の都合で半分くらいしかしゃべれなかった
せっかくなので、そのインタビューのメモを補強して、記事にしてみたでし〜〜〜。

リハーサル風景。仮設住宅の集会室から中継したのでし



くまっしぃへの質問


・仮設住宅に住んでみて、今、必要なことは??

安心して住めるところが確保できて、ようやくみんな落ち着いて生活できるようになったところ。
とりあえず生活面で不自由なことはなくなってきたけど、ひとつ気になっていることがある。

被災前には、自宅でペットを飼っていた被災者が大勢いるのに、避難所も仮設住宅も「ペット禁止」になっている。
そのため、飼い主が亡くなってしまったり、飼い主が仮設住宅に入居して・・・被災地に置き去りにされたり、行き場をなくした動物(※ほとんど猫)がたくさんいるという現実がある。

毎日、被災地まで猫にエサをやりにいっている仮設入居者も何人か居るし、飼い猫が居るために被災してからずっと被災地に住み続けている人も居る。

そういった「被災動物」には、何の支援の枠組みもないのが現状で、民間の動物保護グループ「しっぽの会」が孤軍奮闘している。
被災者への心のケアという面からも、被災動物を保護するシェルターを作るのを支援してほしい。


・被災してから半年をふりかえってどうか??

半年たって、ようやく復興が始まった・・・というのが正直なところ。

最初の数カ月は、行政も被災者も、バタバタと目の前のことに追われて余裕がない状態だった。
半年がたって、仮設住宅ができ、防災工事が始まり、被災した住宅の取り壊しも始まり・・・・ようやく色々な体制が整いつつある。
住民と行政がじっくり話し合う機会も、多くなってきた。

これからようやく、「復興」への第1歩が踏み出せる・・・という感じがしている。


・復興町民会議に入った理由は何か??

「被災者の声」を、復興計画や防災計画に反映させたい・・・それが一番大きな理由。
行政と被災者・住民との間には、意識のズレがとても大きく、自分が少しでもそのコミュニケーションのギャップを埋めて、バランスをとっていきたいと思った。
特に、島の人はおとなしい人が多く、公の場で自分の意見や要望を主張できない人が多いので、自分ができるだけ色々な意見を汲み取って、行政に提言していきたい。


復興町民会議では、どのような意見を伝えていきたいか??

何よりも、住民の声がきちんと復興計画に反映され、生かされることが大切。
住民が納得できないプランが実施されてしまわないよう、徹底的に話し合いたい。

これから何百億円もかけて、山の上流に土石流を防ぐための砂防ダムなどの施設が造られる計画になっているが、これにはまだ住民の声が何も反映されていない
この計画を、このままの形で進めて行って良いのか、まずは納得行くまで検証したい。

このままだと、砂防ダムを作りましたからどうぞ住んで下さい・・・ということになるが、それで良いのかまだまだ多くの人が心配している。
砂防ダムより下流の沢の流路や橋などは、何も手を付けないというが、本当にそれで良いのか??

その他にも、他の人が気づかずに採り上げないような問題を、積極的に発言していきたい。


東京都民に伝えたいことは??

伊豆大島のことがあまり報道されなくなっているが、どうか他人事と思わず、ぜひ伊豆大島の被災現場を見にきてほしい
私を含めて、被災地のガイドを行なっている被災者が何人か居るので、声をかけて頂ければ、自分の被災体験を話しながら被災現場を案内させて頂ける。
お心のある方は、ぜひ島に来て頂けると、とても嬉しい。

伊豆大島に遊びに来てね!!!


2 件のコメント:

  1. ひでぴょん2014年4月19日 23:05

    生放送かぁ。
    見れなかったぴょん。

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    1. あぶないあぶない!!東京でしか放送してないぴょん

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