※コミュニケーションとる余裕がないので、連絡やコメント頂いても原則お返事できません。

2014年5月1日木曜日

4月30日元町分科会は“打ち合わせ”だった!!

こんにちは。くまっしぃです!!
いやぁーーー、くまっしぃジャーナルの記事が、あちこちで物議をかもしまくっちゃってるらしくて、誠に申し訳ないでしーーー!!!!

こんにちは。くま人間です!!!!


役場にクレームって・・・・またもや“島国根性”かい!!!!


しかもなんだか・・・またもや誰かが島国根性を発揮して役場にクレームを入れたらしいですねぇ・・・。
インターネットで自分で記事を見ているなら、まず匿名でコメントを書き込むなり、連絡フォームからこちらに連絡を入れれば良いじゃないか・・・と思うでしー。

直接話を聞かないことには、具体的に何をどう直せば良いのかも分からんでしー。
話を聞いて納得がいけばすぐに修正するし、必要なら謝罪もするけど、納得がいかないのに内容を書き換えるわけにはいかないでしー。

基本的に、くまっしぃ自分で何度も記事を書いては読み直し、うちの娘2人にも読んでもらって、公開に問題がないかチェックはしているんだけど、それでも問題があって「これはおかしい」という声が寄せられた場合は、すぐに対応しているよ。

指摘があった場合にこちらでも修正が必要だと判断したら、すぐに記事の修正を行なうし、今までで10回以上は記事の修正に応じてきているでしー。
(※今回問題になっている記事も、既に何ヶ所か修正したですよー。)

島の人間ならば、私くまっしぃの住んでいる場所や名前だってすぐ分かるので、何だったら仮設住宅の自宅まで来て直接意見を言えば良いのである。
仮設住宅まで来れば、誰かに聞かなくたって、私がどこに住んでいるか、ひと目で分かるようになっているでしー。

そもそも、皆さん、今を何時代だと思ってらっしゃるのであろうか??
もう今は懐かしい昭和時代じゃなくて、ハイテクが隆盛する21世紀なんですよーーー?????
誰でも、気軽にインターネットで自分の意見を世界に公開できるようになったのですよーー。

今までは、この島ではインターネットを使っている人があまりに少なすぎて、このように「何でもかんでもネットにガンガン書いていく」ようなことが前代未聞の事態なんだろうけど・・・・
時代は変わったんです。
これが当たり前なんです。
そんな島国根性はもう通用しません。
はい終わり。


今後の分科会と復興会議のスケジュール


さて・・・そんなことはともかく、昨日はかねてから予告していた通り、復興町民会議の傘下にある「元町分科会」が開催された。
時間ギリギリに行ったため、写真は1枚も撮れなかったでしー!!面目ない。

それにしても、てっきり私はこれが「第2回目」なのだと思っていたのだが、行ってみたら、いきなり「これは今後の分科会をどのように進めるかの打ち合わせであり、第1回目は5月8日に行います」 との説明があった。

えぇ??そうだったの??
じゃあ、先日の4月22日に行われた分科会も、今回も、ただの「打ち合わせ」ってことなのか!!
ちょっとびっくり。

先日選出された全体会議の委員長が、こちらの分科会にも出てきていたんだけど、それもあくまで「打ち合わせ」の進行を手伝うために便宜上来ているだけで、次回以降は来ないそうである。
なるほど、そーゆーことだったのか!!

次回の5月8日に、参加している被災者の中から座長なり司会を決めて、今後はその体制で分科会を進めていってほしいとのことであった。
「座長や司会になると、自分の意見を言えなくなるのではないか??」との不安の声もあがったが、「座長が意見を言っても大丈夫です。どこの議会でもそうですよ。」との説明であった。

ちなみに、5月8日・・・というと、復興町民会議の2回目の全体会議が開かれる日でもある。
5月8日当日のスケジュールは以下のようになるそうだ。

 18:00 全体会議スタート
 18:30 策定委員会の専門家の先生の紹介と簡単な意見交換
 19:00 被災者8人は元町分科会をスタート、残りの委員は事務局と意見交換

夕方の6時から全体会議を30分間行い、6時半から(復興計画の)策定委員会の専門家の先生が来て、紹介と簡単な意見交換があるらしい。
この日に来島される専門家の人は、防災(避難・警戒などソフト面)の専門家とまちづくりの専門家だそうだ。
3人の専門家がくると聞いたと思うのだが、もしかしたら2人かも知れない。

それで7時にはもう全体会議は終了なので、この日は本当に何も決める時間がないでし!!!
これとは別に、5月2日に打ち合わせの会議をセッティングしておいてくれて、本当によかったでしーー!!!
ありがとーーー!!!!

そして7時からは、元町分科会のメンバーは、策定委員会の専門家の人たちといっしょに分科会を行うことになっている。
おそらく、専門家の方々が「被災者の声を直接聞きたい」という機会なのだと思う。
ありがたいことである。

元町分科会に入っていない残りの40人ほどの委員さんたちは、せっかく来て頂いて1時間で終わりというのも何だから、事務局との意見交換を行うそうである。
あれ??元町分科会にも事務局(町役場)の人が出るはずだけど、じゃあ、全体会議には誰が行くのかな??
課長が分科会に出て、後の人が全体会議に出るのかしらん???

それから、分科会でもうひとつ設置が決まっている「産業・観光の分科会」の方も、第1回目(もしかして“打ち合わせ”かも??)が5月14日に開催されることになった。
こちらの分科会には、くまっしぃ申し込みをしていなかったんだけど、他の委員さんから「くまっしぃさんも入りなよ!!」と強く勧めて頂いたので、その場で申込書を書いて提出したでし。
(※複数の分科会に参加するのも自由だそうだ。)

この5月14日の「産業・観光分科会」の方にも、策定委員会から、「地域振興」の専門家の先生が1人来られるそうである。

ここまでが、事務局の方で決めたスケジュールで、あとは参加する委員たちの話し合いによって今後のスケジュールを決めていくことになる。
だいたい1ヶ月くらい先までスケジュールを決めておこうという話になったので、5月2日の全体会議の打ち合わせで、全体会議の先々のスケジュールを決めることになるのではないかと思う。

スケジュールが決まっていないことには、皆さんも予定が立てられないので、ついでに分科会のスケジュールも5月2日に話し合って決めてしまえば良いかも知れないと思う。
私も、5月後半〜6月頭にかけて、本土に出かける用事がいろいろ入っているので、復興会議とバッティングしないかヒヤヒヤしているのだ。

・・・・バッティングと言えば、5月8日には「住みよい大島を創る会」の会合があるはずなんだけど、この「創る会」から復興会議に参加している委員さんたちはどうするんだろうか??
「創る会」の会合は確か夜7時からだったから、7時までは復興会議に参加して、7時からは「創る会」の方に行けば良い感じでしかねー???

むぐむぐ・・・・むはぁ〜〜〜!!!!


役場の姿勢が、前回とは違う雰囲気に変化


「元町分科会」を被災者だけに限定して、非公開で行うということになったことはこれまでお伝えした通りで、そのいきさつについて、私は反感を買うことを承知であえて「被災者側が丸め込まれた」と書いた。

まぁ私の目には実際にそう映ったわけなのだが、一方で被災者側からは「役場も色々と被災者に配慮してくれるようになった」という好意的な声が聞かれた。

それは確かに事実であって、役場の方々は、以前に比べて被災者の声をとてもよく聞いてくれるようになったと思う。
そういう評価は、他にも被災者の方々からたくさん聞いている。

今回の元町分科会を「被災者だけで非公開で行う」ということも、被災者への配慮であり、被災者としてもその方がやりやすい・・・・と、多くの被災者は感じているようである。
(※まぁ、これを私流に表現すると、「丸め込まれた」「懐柔された」と言うんだけど。)

とは言え・・・まだまだ復興会議の事前説明会などでは、事務局(町役場)と被災者が対立めいた雰囲気になる場面もあった。
だが、昨日の元町分科会ではそういう場面も一切なくなり、被災者側が色々なことをまくし立てる時にも、じっと最後まで話を聞くという姿勢に変化していた。

これはとても良い変化で、役場の方も、被災者とどのように付き合えば良いか、次第に分かってきたのだろう。
以前は、お互いに最後まで相手の話を聞かずに反論の応酬となることが何かと多かったのだが、役場側が最後まできちんと話を聞いて、誠意を持ってできる限りの対応を約束するという柔軟な態度になったことで、無駄に紛糾する場面がなくなった。

そんなわけで、今回は非常におだやかでスムーズな雰囲気で話が進んでいった。
私も前回の記事で書いた通り、傍聴についての話を持ち出すことは最初から断念していたので、発言する機会も特になく、それだけ紛糾のタネがひとつ減っていたわけで(笑)


元町分科会へさらに被災者を加え、勉強会を作る提案も


今回の分科会の中では色々な話が出たのだが、まず5月8日に行う「第1回の元町分科会」に向けて、他の被災者や地権者にどうやって参加してもらうか・・・という話になった。

元町地区の被災者は150〜160世帯あるそうだが、現在すべての被災者をまわって行なっている「ヒアリング調査」では、この元町分科会に参加したいという意向は、今のところ20件に満たない数しか確認されていないのだという。

まだすべての被災者へのヒアリングが終わっていないらしいのだが、現時点でも、こうした公の会議の場に出てきて発言する意志を持っている被災者はとても少ないということだ。

とりあえず、改めてすべての元町の被災者宛に、分科会の趣旨の説明と参加要請を書いた書類を配布して、後日、全員に電話をかけて参加意志の確認をとる・・・ということになった。

いずれにしろ、現在の8人だけではなく、もっと多くの被災者が参加して議論を行なっていくのであれば、傍聴は認められないにしろ、この元町分科会の公平性がそれだけ高まっていくわけで、大歓迎なのである。

それから次に、「素人である私たち被災者が、防災などの専門的なことを考えるのは難しいので、専門家を招いて勉強会を開催したい」という意見が出された。
誠にもっともかつ素晴らしい提案である。

勉強に招く講師には、(復興計画)策定委員会の専門家の先生にもお願いできたら良いね・・・など具体的な話も出て、勉強会の実現に向けて、役場の方でも前向きに検討してくれることになった。


導流堤は高さが1メートルしかない??東京都に説明会を要望しよう


また、東京都が進めている砂防ダムや導流堤などのハード面の「防災計画」について、様々な声があがった。
特に、この中で私が驚いたのが、現在、梅雨時への応急対策として建設が進められている、神達地区最上流部の「導流堤」のことである。

これは、鉄板を地面に打ち込んで「鉄の壁」を作り、山から流れてくる土石流を受け止め、下流の砂防ダムの方へと受け流すための施設である。
現在、7メートルの長さの鉄板を、地中の岩盤に6メートルの深さまで打ち込み、地上に1メートル顔を出している状態だ。

私としては、今年の1月の時点で「高さ5メートルの鉄の壁を造る」という話を人づてに聞いたことがあったので、まさかこれで完成の状態だと思っておらず、この上にさらに鉄の壁を継ぎ足すのだとばかり思っていた。

取材に来たマスコミが、「導流堤ってあんなに低いんですか??」と驚いていた時にも、「まさか!!あれは基礎の部分で、この上にもっと高い壁を継ぎ足すんでしょう。」と説明してしまっていたくらいだ。

それが、何と!!!
私くまっしぃが、ふと同席していた東京都の担当者さんに「導流堤って今の高さで完成じゃないですよねぇ??」と聞いてみたら、この「高さ1メートル」が、完成形態だというのだ!!!
これには、他の被災者の方々からも、「あんな低いもので、本当に土石流が防げるのか??」と不安の声が次々にあがった。

その他にも、大金沢の沢の幅を広げた方が良いのではないか、とか、橋に流木ガレキが詰まって被害が拡大したがそこは見直さないのか、とか、そういった意見が相次いだ。

そこで、事務局(町役場)から、「私たちでは専門的なことは分からないので、東京都さんの方に、ディスカッションの場(説明会??)を設けてもらえないか、調整してみます。」との大変ありがたいお返事を頂けた。

これは願ってもない申し出で、そのような機会が実現すれば本当にありがたいことである!!!
事業を進めている当事者から、導流堤は本当に1メートルの高さでも充分なのかどうか、そういったことの説明を詳しくして頂けないと、住民はとても安心できないであろう。
ぜひともよろしくお願いします!!

ついでながら、私から「ぜひ一般公開の方向で調整して頂けるよう希望します」と申し上げておいたでしー。

土石流を防ぐために建設されている“高さ1メートル”の導流堤


その他の要望あれこれ


その他にも、「文化を反映したまちづくりを進めよう」「これからの観光をどうするのか」 など、今までたまりにたまっていた提案が、被災者から次々と出された。
それもこれも、役場の方が、被災者の声を聞く姿勢を見せてくれたおかげではないかと思う。

今まで言える場がなかなか無かったと思うのだが、初めて「何でもちゃんと聞いてくれる」場が出現したような気がした。
まぁ、私がひと言ふた言しか発言できなかったのは、ご愛嬌であろう(笑)

現在行われている「ヒアリング調査」についても、「充分とは言えないので、1度で終わらせないでほしい」という要望が出されたのだが、すぐに役場側から「もちろんそのつもりでいます」という頼もしい返答が聞かれた。

被災者だけでなく、遺族の方々の意見も聞いてほしいとの声があがったところ、詳細はよく分からないが、東京で、遺族向けの説明会が開催されるという話もあった。
そういう場で遺族の方々の声も汲み取って頂けるようである。
うんうん。それは良かったでし〜〜。

観光の分野についても、復旧や防災の工事関係者がたくさん宿泊している関係で、観光客が泊まる宿が不足している問題が提起された。

泊りがけで来てくれる観光客がこのまま減り続けていけば、観光産業の打撃がますます大きくなっていくし、リピーターが減少して、将来的にも大きなダメージとなっていくだろう。
役場側もそのことは認識しているそうで、これから夏の観光シーズンに向けて、何とかしていかなければならないと考えているそうだ。

他にもちょこちょこ色々な話があったと思うが、また思い出したら追加して書いていくでし〜〜。


9 件のコメント:

  1. 観光復興にフライングジェットボードとか観光潜水艦とかできなんでしょうかね?
    なんなら、今話題のカジノを大島に作っちゃえばいいのにね。

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    1. おぉぉ!!!!良いアイディアですねぇ!!!本当にそういうことやれば良いのに・・・。
      お金がかかることだと、すぐに「できない」といって立ち消えになるでしー。
      戦前には、世界でも珍しい「滑走台」や「サンドスキー場」「ラクダ乗り場」などの魅惑的な観光施設があったのに、現在はなぁーーんもなくなってしまっているでしー。。。

      くまっしぃは、この島は雨の日にどこにも行くところがないので、雨の日だけゆったりとした憩いの場を提供する「雨の日カフェ」を提案するつもりでしー。

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  2. いい加減ボロボロになってきた元町港の壁画を書き換えたらいいと思う。ネーミングライツみたいに企業広告のするか、有名マンガ家に描いてもらって観光地にする。

    または、桟橋上にトリックアートとか。
    http://matome.naver.jp/odai/2133700415171451801

    これなら、お金をかけなくても人を呼べると思うんだけどね。

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    1. うんうん。お金かけなくてもできることって、いっぱいありますよねぇ。
      アート的なアプローチは面白いと思います。
      元町の桟橋はだだっぴろいし、何かに使えそうですよねー。塩水に強い塗料とかってあるのかなぁ??

      私的にはフライングジェットボードが一番おもしろいですー!!

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    2. 2件ほぼ同内容で書き込んであったので、後から書いてくれた方をアップしといたけど、良かったかな??

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  3. ひでぴょん2014年5月4日 10:40

    久しぶりに覗いてみたら盛況。
    みんなと良いコミュニケーションを取りながら、ご活躍を祈るよ。

    世代の価値観違いは、23区内でもあるけれど、ちゃんとオープンにして進めるのを「当たり前」にしなきゃいけない時代だからね。

    また!

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    1. ひでぴょんさん、いつもありがとでしーー!!!
      確かに23区とも共通する問題もたくさんあるでしーー。
      ここのところ、応援コメントもたくさん頂いたけど、リアルではあちこちからたくさん怒られているでし(笑)。
      また時々のぞいてくださいね!!!!

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  4. 町役場からの回答をもらいました、ブログにアップしました。
    観光ていあんとしては、フイールドアスレチックとか水族館などがあればいいかなと。水族館などは雨の日でも楽しめるし。
    http://onewland.exblog.jp/

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    1. フィールドアスレチックは作るのにそんなにお金もかからないだろうし、雨の日でも楽しめる水族館的なものもあると良いですよね!!!
      来たら楽しいことがたくさんある大島になれば良いなと思います。

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